雑食性misyasuの言霊

雑食です。いろんなものにチャレンジしよう!!

地獄の調理記~パート1~

どうもみなさん、地獄の調理記のお時間がやってまいりました。
私は地獄の料理人、misyasuです。

さて、何がどう地獄なのかというと先日の
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こちらと

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こちらです。

量ッッ‼‼特に後者の量ッ‼‼
私はこれを1日かけて全て処理しなければなりません。
処理っていっちゃったよ。
料理しなければなりません。

まずは、意外な大物のフエフキダイから。

釣ってから約二日ねかして熟成されているのか、身がねっとりしていました。
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旨味ですかね。もしくは腐味(くさみ)ですかね。
ちょっとこわい。

さて、本来は刺身で食べたかったのですが、夏場でなおかつ二日目ということなので加熱調理といたしましょう。
ここはおしゃれに、ムニエルといきましょうか。

両面に軽く塩コショウをふって、小麦粉をまぶします。
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そしたらば、片面ずつ弱火から中火でじっくりと
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焼いて、

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焼いて。

片面を焼いている時点で尋常じゃない良い匂いがしていました。
ただ塩コショウしただけでこんなに良い匂いがしてくるなんてちょっとこわいですね。

あとは、レモンを添えて
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完成と。

超うまそう。

では、実食ッ‼‼
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これはっ!?
外側はパリっとこうばしく、中の身はホクホクとしていながら舌にねっとりとからむような食感で、なにより旨味がすごい…!

レモンをしぼったわけでもないのにどこか爽やかな風味がして、噛むごとに旨味がでてくるようだ…!

文句なしの100点満点あげちゃうよ。

ただね…量がね…この半分でよかったわ。
旨味がすごいっていうことは、パクパク食べ進めているとすごくおもくなるんですよね。
しかも衣もついているから、なおさらね…。

きつかったからレモンを直かじりしてましたよ。
それがちょうどいい。



さあ、2品目も同時進行で作っちゃいましたよ?
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これを

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こうして、

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お味噌をどーーーーん!!!

お玉の半分程いれました。

それなのに、しっかりとした味なんです。
最初は優しいお味噌の味が口いっぱいに広がって、直後にふっと礒の香りが鼻をぬけ、強い旨味がおしよせてきます。
嫌な魚臭さがいっさいなく、そこにあるのはただ完成された旨味のみ…。

これもまたうますぎるだろ…‼

しっかり煮て、灰汁もとって、語尾が絶対に「~でやんす。」みたいな頭をもりつけて、
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フエフキダイのあら汁 ~熟成やんすを添えて~
完成‼‼

いや~…味噌をお湯でといただけでこの旨味はなんですか!?旨味の暴力!?
やんすのくちびるはぷるぷるしていて、えらの周りはきゅっと引き締まった身がまた最高‼‼



おどろきました…。
ただの魚でこんなにも旨味がでるものなんですね…。
また一つ新しい世界に目覚めそうでやんす。

…やんす!?



いま、やんすってきこえなかったでやんすか!?




き、気のせいでやんすね……はっ‼‼
やっぱり、自分でいっている!?なんで!?



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「うまかっただろう?私の出汁は…」
「今日から君も、"やんす"の仲間入りでやんす。」



やめろーーーーーーー‼‼

私はまだ、やんすやんすやんす!!
やんすやんす!!やんすやんすやんす!!


や…











ん…










ばるくいな…
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また次回。